自粛期間が続き、
多くの人類が運動不足に陥っている。
そんな私も、運動不足。
今までは1万歩近く歩いていたが、
ふとiphoneのヘルスケアアプリを見ると、
その歩数は1,000歩にも満たなかった。1/10である。恐ろしい。
みるみる落ちていく筋力。
増やしていきたい体力。
ということで、
1日1万回の感謝の突きはできないが、
1日100回の怒涛のスクワットを開始することにした。
まずは、
在宅勤務の合間、お昼に軽くスクワット。
そして夜の寝る前にスクワット。
この夜のスクワットの際に、
鬼嫁エリカが嬉々とした表情でこちらを振り返り、
仲間になりたそうな目でこちらを見ている。
ただし、
これはスクワットをしたい目ではない。
瞳の奥に輝くのはムコドノのジャマをしたいという衝動。イタズラ心の強烈なオランウータンのような顔をしている。
私がスクワットを開始すると、
目の前にやってきて、
顔面10cmほどの距離で
向かい合ってスクワットを開始してきた。
想像してみてほしい。
今からスクワットをやるぞと気合をいれる。
残りの50回をクリアすべく、意識を腰から下に集中して真剣な心持ちでトレーニングを開始する。
気を整え、拝み、祈り、構えて、
膝が前に出ないように腰を落とす。ゆっくりあげる。
きついが、また腰を落とす。あげる。
一連の動作を一回こなすのに当初は5~6秒
50回を終えるまでに10分ほどを費やすはずだった。
突然、
「アハッハハッハハーー」とか言いながら満面の笑みで
顔面10cmほどの距離で同じ動作が繰り広げられる。
集中できるわけがなかった。
(ムコドノはかわりに
祈る時間が増えた。)
エリカは私がどう思おうが関係がなく、
自分が構ってほしければ容赦なく他人の時間を奪う。
エリカは思いやりを置き去りにした。
この前の深夜。午前2時。
深い眠りについていたはずが、頬に生暖かい感触が連打されていることで目が冷めた。
エリカのスキンシップであった。
「寝てるのに、起こすなよ…笑」
エリカ「だって〜〜〜」
日頃から睡眠不足気味、眠りが浅いと伝えているにもかかわらず、容赦がない。
「ってか、どんな気分でやってんの?」
エリカ
「嫌そうな顔してるのがおもしろい」
たまに「やめろ!!」とおこると、
スネる。かなりスネる。
というか、先に寝ただけでスネる。
翌朝、「おはよう」と言いながら体をさすってあげると、
「イラナイ」とか言ってくる。
そんな喜怒哀楽に振り回されているオレンジデイズでファンキーライフです。
うちの鬼嫁ハンパねぇ