うちの鬼嫁ハンパねえ

鬼嫁とのステキな日常を綴るブログ。概ね、毎週日曜日の19時くらいに更新。

概ね、毎週日曜日の19時くらいに更新。

うちのハンパねえ鬼嫁との出会い

うちのハンパない鬼嫁との出会い

 


このブログを読んで下さる皆様も

一体ムコどのがどのようにして

うちの鬼嫁と出会ったのか?

そろそろ気になってきた頃かと思う。

 


勿論、うちの鬼嫁と付き合うまで、

そして付き合ってからのエピソードもハンパない。

 


そもそもの出会いは、合コン。

巷で何千何万と開催されている合コン。

 


当時の私は猛烈に婚活に全力を注いでいた39歳の先輩Oに連れ回され、出会いの機会に赴くことが多々あった。

都会では日夜合コンやパーティーが開催されている。

 


一方のエリカも同様に、春秋戦国時代に戦神と呼ばれた王騎将軍の如く

猛烈に婚活パーティーという戦場を攻め回していた。

 

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エリカは自身を肉食であると称す。

エリカは彼氏が欲しいと言いながら

行動しない女性に苦言を呈し、

常に周りの友人に行動することの大切さを説いている。

この点についてのみ言えば、自ら背中で示して仲間を鼓舞するその様は将軍の人格を有していると言及しても過言ではない。

 

ただし、本日の昼休みに鬼嫁からきたラインは

「むこどの 金くれ」

というスタンプであった。

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出会った時の初めてのエリカの印象は

笑顔が可愛い子

であった。

 

 


当時の私は彼女と別れてから

特に好きな人も出来ず、

出会いは探していたものの

 


この先輩Oと行動を共にするときは

いかに早くこの先輩に婚約者を作り出し

このアフターシックス鬼婚活ルーティンから抜け出すかを考えていた。

 


そのため、その日も先輩Oが海外や仕事で活躍しているエピソードを話せるように

見事なアシストを淡々と送り続け、

合コンも終わり、無事ひと仕事を終えたという所感であった。

 


エリカはニコニコと話を聞いていた。

この時は内弁慶のウの字も見えなかった。

 


その後、O先輩がエリカにアプローチをしたものの

あえなく散ったという報告を耳にしたあと、

私はエリカに連絡を取った。

 


ほどなくして、土曜日の休日に会う約束を取り付けた。

その日は個室の焼肉ランチから始まり、

カラオケを挟んで、

夜も個室のイタリアンで軽くご飯を食べた。

個室のサンドイッチ。

 


後日談の中では、

「焼肉のお店はよかった。ただ、着ていたピンクのシャツがよく分からなかった。」

という評価を頂戴している。

 


またその後すぐに、平日に再び飲むこととなった。

その日の帰り道に私はエリカに好きと告げていた。

 


しかし、エリカの回答は「NO」であった。

 


まだ私のことをよく知らないこと、

次に付き合う人はしっかりと選びたいこと、

そもそもすぐに好きなどと申してくる男は怪しいなどの真っ当な解説があり、

 


私はこの課題に対する比類なきソルーションとして

1ヶ月に15回ほど会うという選択を取った。

 


当然、エリカと付き合うまでには

数多の試練が課せられた。

内定までの面会は十数回に及び、

 


「誰か友達呼んでよ」

 


と、時にはゲリラ友人面接も実施された。

 


加えて、合同友人面接(合コン)の開催も要求され、

私が友人および他の異性の前で

どのような振る舞いを見せるのかが

隈なくチェックされた。

 

ちなみに、二次会のカラオケにて

エリカが手配した一人の女子が失恋を思い出して突然号泣するという、

面接を受けている側の私としては非常に困惑する事態が発生し、よもやこれも試験の一環ではあるまいと非常に警戒をしたものの、

結局ただの失恋を悲しんでいる年下の女子に振り回されただけであった。


この時、わざわざ他人の試験に応援演説にかけつけてくれた友人達とは未だにマブダチである。

 


また、奇跡的にエリカと私の間には

共通の友人が一人存在していた。

その女性は私の中学の同級生であり、

エリカとは大学の友人であった。

 


ただ同級生であっただけの彼女の、

私に関する陳述が無難な内容に留まってくれたおかげで

私は意図せず第三者を介した信頼も得ることができた。

 

数々の試練を乗り越え、

深夜にカフェにデートへ行った帰りに

ようやくエリカは私の告白を受け入れた。

 


しかし、当時の私はまだ気付いていなかった。

ここが私の奴隷生活への第一歩であったことに・・・

 

 

 

 


付き合った途端、二人の絆の熱量に関しては

エリカのバロメーターが振り切れた。

 

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お付き合いが始まった一週間後には

内定者懇親会さながらの趣で

お母様とのディナーがアレンジされていた。

 


そしてその1年後には

無事に幹部候補生として抜擢されたようで

パピーとのディナーも控えていた。

 


そもそも、エリカは付き合った直後から

「いつ結婚する?」

という圧倒的決断力と計画性

を見せつけ始めていた。

 


そこからは毎週末に

 


「(結婚)いつなの?」

 


と部下が上司に詰められる有様で

結婚に関する事業計画書の提出が求められていた。

 


求人票と異なる異業種のブラック企業に入社してしまったかのように狼狽していた私は

「まだ入社したばかりなので...」

 


という自分の切れる最大限のカードを盾に

のらりくらりとタスクへの取り組みを後回しにしていたが、

 


時にはエリカ様があまりの私のモチベーションの低さに泣き出すこともあり、

それは予算未達時に涙を流す圧倒的マインドのベンチャー集団のような迫力があった。

 


なお、この時の私のプロセスは

未だに大幅な改善の余地があったと責められ続けている。

 


その後、エリカの誕生日に

エグゼクティブなホテルのレストランにて

私はプロポーズを敢行する。

 

 

 

この後も山あり谷ありの日々が続いていくが、また別の機会に書き連ねていきたい。

 

 

 

最後に、本日のお風呂上りの会話を

ここに記録する。

 


「ねえ〜、エリカのことどう思ってる?」

 


「アイシテルヨ」

 


「もう!!愛してるって言えばいいと思って!愛してる以外で!」

 


「スキダヨ」

 


「好き以外!!」

 


「ダイジニオモッテルヨ」

 


「じゃあエリカを目に入れても痛くない?」

 


「痛いに決まってるだろ。」

 


「じゃあ大事に思ってないやん!!!(怒)」

 


などというやり取りが、

週に2-3は取り交わされている。

 

 

 

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